とてもとても暑かった今年の夏、7月に息子の結婚式がありました。高原のリゾートホテルは、暑いながらも空気感が全く違い、ほんのり心地よかったです。
さて、孫たちは当日どんな格好で出席しましょう、、、となり
ちょうど夏休みにディズニーランドに行くことになっていた長女が、恒例のプリンセスの衣装を作っていまして、、、
ディズニーランドでは、ディズニープリンセスの恰好をしていくと、
「ごきげんようプリンセス」と、キャストさん達がご挨拶してくださるとか。
まず二人分はこれで!となりましたが、もう一人いるんです。
娘に以前作ったものを持ってきてもらい着せてみましたが小さすぎて着られず、、
「この、アナのドレスでいいよね!!ばあばが作ってあげるね」と。
どのプリンセスがいい?なんて、口が裂けても禁句!
デザインや型紙や布選び、、、そんな厄介なことを新たに出来る気がしなく、同じものならと無謀なことを言ってしまいました。
スカ-ㇳの模様は描ける自信がないので省略したデザインに変更。
針に糸が通るか、、という問題も何とかクリア。
その頃、仕事が急激に忙しくなってしまい、布の用意はしたものの中々とりかかれずに、
皆から「完成するの?」「ばあば、作れるの?」と言われ続けながら
とにかく形にせねばと、印もつけず布をザクザク
カットして、ひたすら縫う!!
夜なべをしながらも、何とか5日程で無事完成。
胸の刺繡と飾りは前日泊まったホテルで仕上げという何ともヒヤヒヤ、ドタバタの慌ただしい数日間でした。
こんな事ばかりしながら毎日過ごせたのなら、どんなに幸せかと思いながら、それはまだまだお預けです。
とても大変でしたが、その後、ディズニーオンアイスにも着て行くことが出来、楽しめたので良し!ですね。
幼少の頃から、裁縫に長けている祖母や母のやっていることを間近で見ながら、高校はここ!と、小学校高学年の頃から心に決めていました。
洋裁・和裁・手芸など、とても高度なあらゆる技術を習得できるのは嬉しいことながら、とにかく厳しい!
きちん技術を習得するためかと思いますが、家に持って帰るのも禁止。
特に和裁は、誰もが入学するまでほぼやったことが無く
工程ごとに先生に見てもらうのですが、今回はお直しなくバッチリ!大丈夫!!と思う間もなく、
糸こきなど大ベテランのおばあちゃん先生の手にかかれば一瞬でアウト。。。
「見せに来るときは、はさみと待ち針を持ってくるものよ!」と、無残にもちょんちょんと切られてやり直し。
最後の玉止めをしなければいいのに、という知恵も最初は働かないですよね。
先輩たちが作った、当時流行った「エースをねらえ」というアニメの「青春にかけろ!」という歌(浦ばあちゃんの歌とか言っていましたっけ)の替え歌を密かに皆で歌いながら、厳しくも何だか楽しかった高校3年間。
その時のクラスメイトは今でもとっても仲良しです。
話がそれましたが、当時の先生方にこのドレスを見せたら、
「やり直し!!!」となるかもしれません。
我が娘二人も同じ高校にお世話になりましたが、40年以上も前の、あの頃のような超がつくようなハードなカリキュラムではありませんでしたが、先生方のご指導は変わらずハイレベル。
現在は被服・保育と内容に少し変更もありますが、
それぞれの道第一線で活躍している卒業生も沢山いらっしゃるようで、こういったことが好きな方にはおすすめです。
私の出身の愛知県一宮市は、昔から毛織物産地として発展してきました。
今では世界三大毛織物産地の一つとして、国内外のハイブランドからの支持も得ているそうです。
先頃11月には東京ガールズコレクションが真清田神社と一宮本町商店街にて開催されました。
地元で活躍している私の同級生の皆さんも企画に携わり、母校の後輩もランウェイに登壇して
います。
このようなイベントに真清田神社を舞台にするなんてとても素晴らしい発想ですね。
私は今ではすっかり犬山人となり、実家方面の事はあまり頭にありませんでしたが、故郷が盛り上がるのはとても嬉しいことです。
近年こちら犬山の賑わいの盛り上がりぶりには目を見張るものがありますが、
故郷も同様に、地元ならではの特色を生かして発展し続けて欲しいものです。
よろしければどうぞご覧くださいませ。
今年も残りあとわずかとなりました。
本年もとても多くの皆様にお世話になり、心より感謝しております。
皆様にとってより良き年となりますよう、お祈り申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。