梅雨の晴れ間、久し振りに庭に立てば、一気に急上昇した気温の中を、さわさわと揺れながら百日紅が笑っていました。
一年の後半が始まりました。
既に暑い時期にも差し掛かり、ご注文いただくケーキも爽やか系・・・
毎月のお楽しみ、ケーキの会も、五月はフルーツをいっぱい閉じ込めたヨーグルトムース
六月は、毎年「これ絶対外せない!」と必ずご依頼いただくアメリカンチェリーのムース、
チェリーの自然なピンク色がかわいらしいムースを、今年はサックリ美味しいタルト仕立てで。
「一台のケーキに、いったい何個のチェリーが使ってあるのでしょうか?」と
問題が出せるほど、た~くさんのチェリーが隠れんぼしています。
職場の皆様のお誕生日毎に頂くご注文も、今回は「季節のフルーツを使った爽やかなもので」ということで、
皆様の美味しい笑顔と繋がれ、又美味しい幸せの輪を広げていただけて、いつも私も幸せいっぱいです。
ちょっぴり前の春まだ浅い頃の事・・・
お客様が立て込んでいたある日、先にいらっしゃった皆様の対応が終わるのを
寒い外でにっこり笑みを湛えながら店内を窺いつつ、お待ち下さっていたご夫婦。
何と懐かしい!お会いするのは何十年振りでしょうか。
長い人生の中、本当に幸せな事に、若かりし頃勤めていた会社でも、素敵な先輩や同僚に恵まれ、
同期の皆とは今でも年に何回かの女子会を開き、仲良くお付き合いしてもらっています。
お訪ね頂いたSさんは、とってもお綺麗で所作も美しく、数多い憧れの先輩の中のお一人でした。
後日、わざわざこんなお手紙まで頂戴し、元気が出ると共に、皆様に喜んでいただけるこの仕事を続けていて本当に良かったと
嬉しさがこみ上げてくる瞬間でもありました。
もう一つ、もっともりもり元気が出る事が、、、
いわゆる初孫ちゃんです。
「目に入れても痛くない」の言葉の如く、本当に可愛いですね。
退院後、初対面した14歳になる我が家の愛犬も、お婆ちゃん目線です。
我が子の時に作ったベビードレス、とっておいたはずなんですが、あちらこちらに貸し出して、行方知れず・・・
よし!又作ろう!!と意気込んではみたものの、
母、妹、娘、全てから「無理無理!」「やめといたら!」と冷やかに一蹴され、、、
でもやっぱり思い叶わず。
昔、我が子たちが幼少の頃は、何かの折ある度に、こんなドレスや浴衣や甚平、普段着と色々作っては
ゆっくりのんびり縫物をしたり、お花の手入れをしたり・・・
好きなだけそんなことばかりして過ごせる日々はもう少し先までお預けでしょうか。
あっという間に大きくなって、ころころ笑う可愛い眼差しや愛くるしい笑顔に、家族中がメロメロ。
お婆ちゃんになってしまった訳ですが、見掛けもお婆ちゃんみたい!!と言われないようにしなくっちゃ~!