大変遅ればせながら、新年のご挨拶をさせていただきます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 
酉年の新たな年は、とても暖かな好天に恵まれ、穏やかなスタートとなりました。
今年一年が皆様にとりましても、この様な日々であればと願っております。
元日早々より、今年も多くのお客様方の
変わらぬお元気なお姿にお目にかかれ、大変嬉しく思っております。
実は一昨年前に完成しておりました、我が母作の古い着物地で作った犬山城の冬景色の作品
が、皆様をお出迎え。
本町通りから一本離れた当店へわざわざお越し下さいました皆様に、
ほっと一息寛いでいただける空間であれば、何よりに思います。
ところで、昨年１２月に入って直ぐ、こちら犬山にも嬉しいニュースが入りました。
国内３３件の「山・鉾・屋台行事」が、ユネスコ無形文化遺産に登録され、
そのうちの一つが『犬山祭りの車山行事』
昨年秋のキャンペーン中には、１３町内にて其々のからくり披露がありました。
通常は満員の観客の中、遠くから仰ぎ見ないといけませんが、間近で見られるとあって
大変盛況でした。
(鍛治屋町：石橋・しやっきょう)
犬山市役所ロビーには、寺内町の車山が展示され、登録の朗報を皆で分かち合いました。
こちら犬山に住み始めて３０年程になりますが、
車山を所有する町内に住みながら、商売柄ゆっくりとお祭り見物に行ったことが無く、
車山の巡行は見られても、からくりを見るのは初めての事。
人形の巧妙な動きに、一緒に行った孫と共に目が釘づけとなりました。
犬山祭りは、毎年４月第一土・日に行われます。(今年は４月１日・２日です)
絢爛豪華、壮大な１３輌の車山全てにそれぞれのストーリィのあるからくり人形の奉納が二日間共あり、
豪快な曳廻しや、一輌に３６５個の提灯を灯す、とても幻想的な夜車山。
情緒たっぷり、見どころも見ごたえも満載、素敵な世界に浸って頂けることと思います。
満開の桜、雄大に構える犬山城を背景に、３８２回目となる歴史ある犬山祭に
是非共お誘いあわせの上、お運び下さいますよう、お待ち致しております。
今から予定表に印をお付け頂けましたら嬉しく思います！！
そして犬山にお越しの折には、お立ち寄りいただけましたら何より嬉しく思います。
(月刊リブルさん新春号掲載記事にて)
出番をうかがっていた冬将軍がパワーを全開にして押し寄せてきました。
皆様くれぐれもお身体に気を付けてお過ごし下さい。
