残暑お見舞い申し上げます。
令和の新たな時代を迎えてから、早3ヶ月がたちましたね。
「良かったらお店に飾ってね」と当店の御常連のお客様よりいただきました御城印。
5月1日の土砂降りの中、ご夫婦で早朝より並んで手に入れて下さったそうで、
有難く額に入れて飾らせていただいております。
先頃、「平成30年度 愛知県観光土産品推奨並びに認定審査会」にて、
当店のげんこつ飴を『愛知県観光土産品協会長賞』に選定いただきました。
歴史ある犬山の、140余年続く伝統ある名物の藤澤げんこつ。
作り続ける上での大きな励みになります。
そして、サンデー毎日 3月10日号、
「時田慎也 とことん1日旅 城下町ものがたり 犬山編」の特集内にて、
当店も取り上げていただきました。
私が藤澤げんこつを引き継いだのが、平成元年4月。
私の中では激動の平成の時代でしたが、「どんな時もげんこつと共に歩んだ」
と言っていいほどの平成の世でした。
御退位直前の上皇様、上皇后様が表紙を飾る紙面の中の一部にご一緒させていただけ、
絶大なるご褒美がいただけたようで、大変有難く感無量の面持ちです。
ところで、この春の観光シーズンが終わるまで、何かと多忙を極めており、
ほぼお休み無し状態でした。。。
時には心にも栄養補給を!!と、
ミュージカルの金字塔「レ・ミゼラブル」を観て参りました。
リニユーアルしてからの初御園座。
今回は、マダム・ティナルディエ役続投の鈴木ほのかさんに
直接チケットを手配してもらったおかげで、大変良い席での観覧。
オーケストラピットがある為、5列目が最前列でしたので、4列目とあって最高に楽しい一時でした。
役者さんたちの細かな仕草、表情、息遣いまでもが直に感じ取れてしまうほどで、
ググッと舞台に引き込まれます。
吉原さんのジャンバルジャンに目がキラキラハートになりながら、、、
今更言うまでもありませんが、ほのかちゃんのとても豊かな声量、演技の幅の広さは本当に素晴らしく、感動の渦が巻き起こります。
レミゼ、見る度ごとに感動が深まり、深みにはまってゆきます。
今回はほのかちゃんの千秋楽の日で、カーテンコールにて
「レミゼ日本初公演から関わり続け、昭和でコゼット、平成でファンテーヌ、
そして新たな令和ではマダム・テナルディエを演じ続けていけたら。」
というご挨拶に、心より拍手。
ほのかちゃんの偉業とは全く比べ物にはなりませんが、ちょっぴり通じるものがあり・・・
昭和の終わりにこのげんこつ飴に出合い、平成と共に私の代になり、令和の時代でも藤澤げんこつ。
何事にも続けるという事はとてもとても大変な事ですが、
私の周りの頑張っている皆様のお蔭で、沢山の元気をいただきながら、頑張ることが出来ます。
私も同じく、犬山の名物の藤澤げんこつの歴史を、
末永く重ねて行けましたら何よりの幸せに思います。
(終了後、楽屋にて)
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。