知人の娘さんより連絡がありました。
ピーマンが大っ嫌いな友人に食べさせたいケーキを考えて欲しい…と。
細かく切ったり、ペーストにしたりして、他の野菜やチーズと一緒に焼き込んだ、今流行りのケークサレが一瞬頭を過りましたが、そういったものではなく…お誕生日パーティーをするので、デコレーションケーキ仕立てがいいと。
“美味しいね〜と、知らずに食べちゃった後に、実はピーマンが入っていました〜!”というサプライズ演出をするのだそうです。
ちょうど手が空いていたので、軽く受けてしまったものの、よく考えれば責任重大…。
先ず試作…緑色のピーマンでは風味が強いので、赤パプリカを使うことにしました。
我ながら良い出来!と娘(ピーマン嫌いではありません)に試食してもらったところ、「絶対にバレるよ!ダメダメ!! 本当に嫌いなものに対するアンテナ程、鋭いものはないよ!!」と。
娘によれば、小学生の頃、ピーマンが大の苦手な友達がいて、給食の匂いが漂い始めると、本日の給食にはピーマンが使われているかどうかが、ほぼ100%の確率で正確にわかったとか。
「ほんのりとピーマンの香りが鼻に抜けるから絶対にこれはダメっ!」と、ボツに。。。
私的に、入っているかどうか位の微量では意味がない…
不味いと言われるものは絶対に作りたくない…
一口目からわかってしまうのは悔しいし…
あれこれ試行錯誤しながら、ついに完成させました〜。
オレンジやヨーグルトとあわせたムース。
中にはフルーツも忍ばせてジューシーに、上には爽やかなレモン風味のゼリー。
頂いたお題はさておき、甘さも抑え、ビタミンたっぷり、とてもヘルシーないい感じに仕上がりました〜。
ただ…、いくら赤いパプリカを使用しても、ペーストの段階ではとっても鮮やかな赤い感じがしますが、やっぱり緑黄色野菜。
生クリームとあわせても、苺のようなピンク色にはならず、色合いが怪しげ…(実はパプリカ、結構入っています)
皆にお披露目する時には、“ミックスフルーツのムース”ということにしておいてねっ!と、持って行ってもらいました。
結果やいかに……。
沢山残ったパプリカのペーストで、パプリカのポタージュを作り、お腹に収めました。(写真を撮るのを忘れちゃいました〜)
パプリカの栄養成分には 野菜の中でもトップクラスのとっても素晴らしい健康パワーが秘められていますよね!
美肌効果も満点!
昔は… 子供達はそれほどではありませんでしたが、好き嫌いや偏食が半端でない家族の為に、千切り・みじん切り・すりおろし・・・あの手この手で調理をした事を懐かしく想い出しながら…
少しは美しくなれたかしら……
美しく健康になるには、日々きちんとした食生活を続ける事がが一番大事ですよね。